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2014/04/28

チャオ、オーストラリア


さようならオーストラリア、“さようなら”と言う時がやって来た。僕のシドニーFCとの冒険は結末に達し、素晴らしい時間を過ごせただけに少し悲しいとはいえ、チームに僕の決断を伝えた。この2年間、そして残留という選択肢を与えてくれチームには本当に感謝しているし、将来この関係を続けるためにもまた新たな機会を模索できる事を楽しみにしている。 
ピッチ上、ピッチ外で素敵な時間を過ごせただけに決して簡単な選択ではなかった。家族と共に最高の2年間を過ごす事が出来た。オーストラリアは、永遠に僕らの心に残ることだろう…

素晴らしい国を知り、今まで住み慣れた場所からは地球の反対側に暮らした訳だけど、初日から“自分の家の様に感じることが出来た。どの町に行っても愛情と敬意を表してくれ、ファンの皆さん(シドニーFCのファンだけでなく)をはじめ、皆さんに感謝せずにはいられない。

沢山の事を一緒にする事が出来たといえる。それはJesoloでのキャンプの例をとってみただけでも明らかだ。オーストラリアのチームにとってはおそらくこの種の経験は初めてだっただろうし、この事は再出発に向けていい基礎になる事だろう。それは特にスカイブルーの観衆にとっても。更にチームの傍に、そしてその数は増し、ここ2シーズンはスタジアムの観客数の全ての記録を更新してきた。それは皆さんに本当に感謝したい。

僕にとって最大の達成感はオーストラリアのサッカーのムーブメントが大きく成長した事、観客、テレビ、スポンサーの関心が大幅に増加し、僕の大好きなこのスポーツに関する情熱はオーストラリアという、世界的に見てもスポーツ文化(競技者、視聴者数から見て)の定着した国でどんどん広がっていっているという事だ。

僕は今後も少し‘オーストラリア人’のままでいるだろうし、この国のサッカームーブメント、そしてオーストラリアサッカー協会の傍にいるだろう。2015年にここオーストラリアで開催されるアジアカップのグローバル大使としても。

今、僕にとって変化の時がやってきた。多くを与えることが出来たと思うし、与えてもらえたと思う。今は僕の将来に向けて様々なチャンスを見定める時間を少し取る事にする。

この場でもう一度、シドニーFCのオーナーDavid Traktovenko、社長の Scott Barlowそして彼の奥さん Alina、チーム全体、チームメイト、コーチングスタッフ、すべてのファン、この素晴らしい街とこの偉大な国に感謝したい:さようならオーストラリア! 

See ya, mates

愛情を込めて
アレ

2014/04/14

ファイナルズ



僕たちはファイナル戦を絶対にプレイしたいと思っていた、そして対Perth Glory戦での2−1の勝利は順位表5位という成績でファイナル戦進出する権利を得る事が出来た。
今シーズン一緒についてきてくれたファンの皆さんへの挨拶は特に心に響くものだった、なぜなら、どうしても彼らに(そして僕ら自身に)この満足感をプレゼントしたいと思っていたから…。
そして僕らシドニーFCにとっても特別な日だった。スカイブルースの偉大な主人公として、Terry McFlynnがシドニーFCを去るということで、スタジアム全体が彼に敬意を表した。
試合に関しては、難しい勝利だった。でも試合終了間際の決定的な得点は尚更美しかった。
でも今は次のページをめくろう。何せプレイオフが僕らを待っているから。
次戦は金曜メルボルンにてヴィクトリーと対戦する。

いつも応援してくれる皆さん、ソーシャルネットワークを通してメッセージを送ってくれる皆さんどうもありがとう!

今僕らの野望にリミットは無い…!

アレッサンドロ











2014/04/12

本日テレビ出演


今日僕のインタビューがオンエアに!
開局50周年!テレビ東京‘50人の証言’
16時15分〜18時
お見逃し無く!



2014/04/11

セーブ·ザ·ドリームデイ


セーブ·ザ·ドリーム(SAVE THE DREAM)プロジェクトは日々成長し、ますます大きなプロジェクトとなっている。そして今週末、セリエAの全試合のフィールドにやってくる。
本日ミラノのサッカー協会で発表されたプロジェクトのロゴが入った垂れ幕を持った子供達に連れられて、土曜、日曜、月曜と、各チームがフィールドに入場する予定だ。
「セーブ·ザ·ドリームデイ」は世界的な規模で、特に若者を対象に純粋なスポーツの価値を広める事を目的としているこのプロジェクトを、イタリアに中心に広める、絶好の機会でもある。このセーブ·ザ·ドリームプロジェクトはカタールオリンピック委員会、ICSS(スポーツセキュリティ国際センター)によって構築された教育プログラムで、スポーツ界、各学会から国際的に認知された高レベルの委員から構成される。カタールオリンピック委員会(QOC)事務総長シェイク、Saoud Bin Abdulrahman Al Thaniが議長を務め、国連次官でノーベル平和賞を受賞したホセ·ラモス·ホルタ氏も参加している。

スポーツの持つ価値の普及に投資することはとても重要だ。だからこそ、このプロジェクトのプロモーターから連絡が来たとき、僕は大きな熱意で参加を決めた。子供達、若者へのスポーツの価値の保全教育に役立ち、彼らの信心を守り、僕も小さかった頃から培ってきたような夢を、壊し、台無しにするような違法行為から彼らを守るために。
ひとつの素敵な夢を、僕は実現することができたから。

スポーツの世界に携わっている若者達がこのプロジェクトを支援してくれる事を願っている。彼らには夢を信じる権利がある。僕がしたように、そして、今でもしているように…

セーブ·ザ·ドリームはセリエAのすべてのフィールド上に!

アレッサンドロ




2014/04/07

ファーストファイナル


試合前の大雨の後の泥まみれのフィールドの中で、探し求め、強く望み、必死で手にした一つの勝利。

ずぶ濡れで泥まみれ…たまにはこういう風に終わるのも悪くない。特に何か祝う事が出来る事がある時は…
ウェリントンフェニックスに対する勝利はシドニーFCにとってとても重要な成功であり、僕らの将来にとっても不可欠な勝利だった。
目標であるプレーオフを実現するためには2つのファイナル戦が目の前にある事は僕らも自覚していた。一つ目は僕らが勝利。チームの状態にも満足しているし、僕自身に関しては、2得点、そしてアシストが出来た事は目標を達成する事において役に立ったと嬉しく思っている。ピッチ上で感じた感触はよかったし、全てが良い方向に向かった。僕らのファンの皆さんの前でゴールを決められることは、いつも最高だ。特に、このような重要な試合では。僕のPK後の観衆のとどろきは感動的なものだった!

そして今、我々はセコンドファイナルを戦う。日曜に再びホーム、アリアンツスタジアムで対パース·グローリー戦を戦う。レギュラーシーズン最後の試合だが、それを今シーズン最後の試合にはしたくない。僕らはいいポジションにいるが、目標はまだ達成できていない。最後の最後までしっかり集中し、順位表の順位をあげるように努力し、そして…最後まで徹底的に戦おう!

C’mon Sydney FC!!!

アレッサンドロ




対Wellington Phoneix FC戦